Home > Pick Up【KIBOU -きぼう】
アイヌの人々が「森の女神」と称した「アカエゾマツ」。
厳冬期の間も葉を落とさずに凛として立つその美しさは、私達の希望の象徴です。
「KIBOU」は、そんなアカエゾマツの深いオレンジの香りを基調に、
北海道産・積丹町産のボタニカルからなる豊かな大地の蒸溜酒です。
北海道の森を代表するマツ科トウヒ属の常緑針葉樹。6月に採取する新芽は、乾燥することで熟成したオレンジの香りに変化します。葉から抽出された精油は、エッセンシャルオイルやアロマミストとして利用されています
日本全土に分布し、内皮は黄柏と呼ばれ重要な生薬のひとつです。北海道で自生する唯一の柑橘類であり、直径1センチほどの果実はミカン科らしい爽やかな芳香があり、ジンにおいては香りの余韻が魅力です。
ビールの苦味や香り付けに使われることで有名なホップ。和名はセイヨウカラハナソウです。開拓使がビール造りに着手したのも、北海道で野生のホップを発見したからだとか。ホップの本場、上富良野町産の香り豊かなカスケード種に、積丹町産をブレンドしています。
北国に春の到来を告げるキタコブシの花。コブシの変種で花も葉も本種より少し大きく、花は直径12センチほどにも。アイヌの人たちはその白い花が芳香を放つことから、キタコブシを「よい匂いがする木」と呼びならわしてきました。
根や幹を含む株全体に芳香を有しており、特に果実の芳香は強く、精油も多数。ハーブ名はSweet Galeで中世グルートビールを製造する上で欠かせない存在でした。スコッチウイスキーの独特な芳香は、モールに含まれるエゾヤマモモのおかげと言われています。
道内では南部にのみに自生。木化(もっか)した枝(枯れた枝)は特に香りが強く、枝を折るとアールグレーを思わせる香りを放ち、その芳香は国内の樹木でもトップクラス。和菓子などに添えられる高級爪楊枝「黒文字」は、目にする機会も少なくありません。
北海道 積丹ジン「KIBOU きぼう」を、手軽に楽しんでいただくために。
ジュニパーベリーやフレッシュなホップ香に加え、青々と爽やかなどこか懐かしいアカエゾマツの香りは、生命力に満ちた緑豊かな森林を想わせます。積丹産の豊富なボタニカルが織りなす芳醇で複雑な味わい。まろやかな口あたりとキタコブシのほのかな甘みに加え、エゾヤマモモのスパイシーさとエゾミカンのほろ苦さが全体の味わいを引き締めます。
蒸溜過程で出る油分が残留している場合があります。温度変化によって白濁する可能性がありますが、品質に問題はございません。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満の方への酒類の販売はしておりません。