Home > Pick Up【UMI - うみ】
夜の海と波のうねり。ニシンの群が躍動し夜空に広がる鱗の瞬き。
それは積丹の森と海、今と昔を繋ぐ原風景です。
厳しい断崖に自生しているビャクシンの力強く繊細な香りと
塩味、春を告げるフキノトウの大地の旨味。
食材を引き立てる、孤高の蒸溜酒「UMI」で積丹の海をお楽しみください。
「UMI」は、1本あたり100円を、積丹町内の農場内に設置する「希望の森」の苗木の購入費用とさせていただきます。
これらの苗は、地域の子どもたちとともに植樹し、豊かな海森の保全に役立てます。
20年後、大人になった子どもたちたちが、植樹した木の実や葉でジンを蒸溜し、
積丹の海で育った美味しい海産物とのマリアージュを楽しんでいる光景を心から願っています。
「JTの森積丹」は『海を育む水源の森に』をコンセプトに森林整備を行っています。
生命力あふれる森からは川を通して栄養分が運ばれ、積丹の美しい海に恵みをもたらします。
この循環を守るために、人の手による森の維持管理が不可欠です。
豊かな森と積丹ブルーの美しい海を未来へとつなげるため、
この活動を(株)積丹スピリットは応援しています。
限定木箱は「JTの森積丹」の間伐材を利用しています。
協力:辻木材株式会社・北見木材株式会社・家具工房旅する木
UMIは、アドアバイザーの鹿山博康氏(西新宿・BARBenFiddich)と弊社の岩崎秀威を中心に、
これまで当社を応援いただいている植物専門家・濱田崇氏、技術パートナー陳裕達氏、
ゲストバーテンダー・本間一慶氏(BAR一慶)、寺川聖氏(kinoole)、渡邉仙司氏(BARGyu+)、
地元料理人・飯田和矢氏(なごみの宿いい田)の合計6名にもご参加をいただき、
オープンな形でのレシピ検討を行いました。
ジュニパー(西洋ネズ)の近縁種ですが、その実の強烈な芳香は野生を感じさせます。積丹半島の断崖に群生するビャクシンの発見は、積丹ジン開発の原動力となりました。収穫可能な実の量は極めて希少で、孤高の蒸溜酒「UMI」の象徴です。
街路樹として馴染み深いハリエンジュは、新緑が深まる頃にブドウの房のような白い花が満開になり、甘い香りを放ちます。蜜源樹木としても重要で、日本でのハチミツ生産量の半分近くを占めています。自社農場周辺で収穫した花を使用し、青々とした甘さが特徴です。
雪がとけ始める頃に顔を出すフキノトウは日本原産の山菜のひとつ。地面から顔を出す姿に春の到来を感じさせてくれます。そのほろ苦い風味は食欲増進させ、消化を助けてくれる働きがあります。積丹では4月に農場のあちこちで収穫出来ます。
ヨモギの香りがするヤロウは、古くから薬草として位置づけられてきた植物です。イエローヤロウはその中でも強い芳香を持つ品種として知られています。利用性は幅広く、強壮効果も期待できるハーブ。自社農場では種から増やした株の増殖に取り組んでいます。
キューバではモヒートに使われる、スペイン語で「良い薬草」の意味を持つハーブ。スペアミントとアップルミントの交配種で、他のミントよりもやや青みのある爽快な香りと独特の風味があります。自社農場ではランナー増殖に取り組んでいます。
生薬、料理、ビール醸造などその利用性は高く、北海道内では広いエリアで見られる身近なハーブ。可愛い花とは裏腹にそのほろ苦さに特徴があり、心地よい余韻を与えてくれます。
ビールの苦味や香り付けに使われることで有名なホップ。開拓使がビール造りに着手したのは、北海道で野生のホップを発見したからだとか。ホップの本場、上富良野町産の香り豊かなカスケード種に、積丹町産をブレンドしています。
もともとは山地の岩場や海岸草地などに生育する多年草を積丹グリーン圃場で栽培しています。薬効があり染料にも使われるハーブの一種で、乾燥させると甘い香りがより立ちあがり、緑茶を思わせる渋みを持っています。
北海道 積丹ジン「UMI うみ」を、手軽に楽しんでいただくために。
積丹の海岸に自生している貴重なミヤマビャクシン(和製ジュニパー)の野性味あふれる香りと甘やかな木の香りのキタコブシに、ハリエンジュやイエローヤローの華やかなハーブ香をブレンドし、積丹の海を想わせる潮の香りを表現しました。まろやかな口当たりにほのかな甘み。あとから波のようによせてくる旨味と塩味の余韻が心地よく、フキノトウ由来のほろ苦さと青々しい香りが食欲をそそります。爽やかな潮の香りが海鮮食材だけでなく、季節の山菜などの和食材とも良く合います。食事とともに楽しめるクラフトジンです。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満の方への酒類の販売はしておりません。