Distillery Shakotan Blue

クラフトジンとは?その概要や楽しむためのポイントについて

奥深いクラフトジンの世界へようこそ!クラフトジンとは何か?楽しみ方などをご紹介

古くから愛されるお酒・ジン。ジントニックやマティーニなどの魅力的なカクテルにも欠かせない存在であり、その味わいは大きく進化しています。特に注目されているのが「クラフトジン」です。こちらでは、「クラフトジンとは?」という疑問をお持ちの方に向けて、ジンの歴史から風味を生み出すボタニカルまで、その魅力を余すところなくお伝えします。

クラフトジンとは何か?

クラフトジンとは何か?

ジンの歴史を紐解く

クラフトジンについて深く知るためには、ジンそのものの歴史を紐解いていく必要があります。

ジンは蒸留酒の一種です。大麦やライ麦、ジャガイモなどを原料とした蒸留酒に、ジュニパーベリーをはじめ様々なボタニカルを加えて風味付けしたお酒です。

ジンの起源は11世紀頃まで遡るといわれており、イタリアでワインにジュニパーベリーを漬け込んだものが原型とされます。その後、オランダで広く製造され、16世紀後半にはイギリスに伝わりました。17世紀に入るとジンの製造が盛んになり、庶民の間でも広く飲まれるようになります。時代とともにジンの品質は向上し、カクテルベースとしても世界中で愛されていきます。

長い歴史の中で様々な変遷を遂げてきたジンを知ることは、クラフトジンへの理解を深めることにつながります。

普通のジンとの違いは?

一般的にクラフトジンは、職人の技術や想い、地域や土地の伝統が込められたジンといわれています。実は、クラフトジンとジンには明確な定義が存在しません。普通のジンと比較してどのような違いがあるのでしょうか。

大きく異なるのは以下のポイントです。

製造規模
  • クラフトジン:小規模な蒸留所がほとんどで、一回の製造量が少ない
  • 普通のジン:大規模な蒸留所で大量生産しているものが多い
使用するボタニカル
  • クラフトジン:各地域や土地の素材を使うことが多い
  • 普通のジン:主要なボタニカルが使用されることが多い

かつてのジンは、大量生産による効率化を追求し、比較的均一な味わいのものが主流でした。一方、クラフトジンは一つひとつ丁寧に、そして個性的なボタニカルを厳選することで、まるで手作りの一品のような奥深い味わいを生み出しています。

「クラフト」という言葉が持つ「手作り」「職人技」といった意味は、クラフトジンにおいて単に製造方法だけでなく、製作者の情熱や地域ならではの伝統的な製法など、様々な要素が組み合わさって生まれる、唯一無二の味わいを表します。

なぜブームに?クラフトジンが世界で愛される理由

クラフトジンの人気が高まっている背景には、いくつかの理由が考えられます。

個性的な味わいの追求

クラフトジンは、小規模な蒸留所が一つひとつ丁寧に作り上げています。使用するボタニカルの種類や組み合わせ、蒸留方法など、造り手のこだわりが随所に反映され、個性豊かな味わいが楽しめます。

SNSで広がる新たな発見

SNSを通じて、クラフトジンの世界はますます広がりを見せています。情報感度の高い人々を中心に、個性的なジンを求める声が高まり、新たな発見をする人が後を絶ちません。

健康志向とのマッチ

健康志向の高まりも、クラフトジンの人気を後押ししています。蒸留酒であるジンは糖質が低いという特徴があり、健康を意識する人々からも注目されています。様々なフレーバーのジンが登場しているため、食事とのマリアージュを楽しむなど、食生活を豊かにする選択肢としても人気です。

クラフトジンは、その多様な味わいと個性的なブランドイメージ、そして健康志向の高まりなどを背景に世界中で愛される存在となっています。

クラフトジンをもっと楽しむために

クラフトジンをもっと楽しむために

テイスティング:五感を研ぎ澄ませて楽しむ

クラフトジンを最大限に楽しみたい場合、五感を意識したテイスティングがおすすめです。視覚、嗅覚、味覚を研ぎ澄まし、奥深い世界を探求してみましょう。

視覚
  • 色合い:無色透明なものから、ボタニカル由来の淡い色合いを持つものまで様々です。
  • 粘性:とろみは、口当たりに影響を与えます。
嗅覚
  • ファーストノーズ:グラスに注いだ瞬間の香りを楽しみます。
  • セカンドノーズ:軽く回し空気を含ませることで、香りがさらに開きます。
味覚
  • アタック:口に含んだ最初の印象を味わいましょう。
  • ミドル:舌の上で転がし、様々なボタニカルの風味を感じ取ります。
  • フィニッシュ:余韻の長さや変化を楽しみます。

テイスティングノートを付けるのもおすすめです。色、香り、味の感想を記録しておくと、自分好みのクラフトジンを見つける手がかりになります。

おすすめの飲み方:定番から個性派まで

クラフトジンは、その豊かな香りと味わいをストレート、ロック、トニック割りなど、様々な方法で楽しむことができます。好みの飲み方を見つけることで、クラフトジンの魅力をより深く味わえるでしょう。

まずは、クラフトジン本来の風味をダイレクトに味わえる「ストレート」、氷の冷たさで味が引き締まる「ロック」がおすすめです。爽快感を味わいたい場合は、トニックウォーターで割る「ジントニック」が定番です。トニックウォーターのほろ苦さと炭酸が、クラフトジンの香りを引き立ててくれます。

ジントニックの他、クラフトジンをベースにしたカクテルの種類は様々です。

  • マティーニ:辛口で大人な味わい
  • ギムレット:甘酸っぱく爽やかな味わい
  • ネグローニ:オレンジの香りが華やかな味わい

自分好みの味わいを持つクラフトジンを見つけたら、いろいろな飲み方を試してみてはいかがでしょうか。

ペアリング:料理とのマリアージュを楽しむ

クラフトジンは、その豊かな香りと味わいで、料理とのペアリングも存分に楽しむことができます。ボタニカルの種類によって様々な表情を見せるクラフトジンは、食材との組み合わせ次第で互いの魅力を引き立て合い、忘れられない体験をもたらしてくれるでしょう。

例えば、柑橘系のボタニカルを使用した爽やかなクラフトジンには、魚介類を使った料理がおすすめです。ジンの爽やかな香りが、白身魚の繊細な旨味を引き立て、上品なハーモニーを生み出します。また、ハーブやスパイスを効かせたクラフトジンは、肉料理と相性が抜群です。ジンの複雑な香りが肉の旨味と絡み合い、奥深い味わいを演出します。

このように、クラフトジンと料理のペアリングは、食材、ボタニカル、そして造り手の感性が織りなす、まさに無限の可能性を秘めています。自分だけのとっておきの組み合わせを見つけて、クラフトジンの奥深い世界をさらに満喫してみてください。

個性が光るクラフトジンなら北海道 積丹ジンへ

クラフトジンは、造り手のこだわりが詰まった個性豊かなお酒です。

北海道 積丹ジンのオリジナルジン「火の帆(HONOHO)」は、「火の酒」をコンセプトに人々の魂に火を灯し、勇気と希望を与えることが目標です。北海道という豊かな大地の個性や息吹を感じてもらえるよう、圃場づくりから蒸溜に至るまで、一貫して取り組んでいます。

北海道特有の植物と積丹町で採れるボタニカルを厳選し、着色料不使用で仕上げた自然な色合い、柑橘系の爽やかな香りと自然の恵みが感じられる、奥深い味わいが特徴です。豊かな大地の蒸溜酒「KIBOU」、積丹ブルーの海をイメージした「KIBOU BLUE」、自社農場で育てた花々を使用した「BOUQUET」など、多彩なラインナップからお選びいただけます。

独特の個性が光るクラフトジンをお探しの際は、北海道 積丹ジンの商品をぜひご覧ください。

クラフトジン「火の帆(HONOHO)」の商品はこちら

クラフトジンをより美味しく飲むためのコラム

クラフトジンとは?その魅力をご紹介する北海道 積丹ジン

会社名 株式会社 積丹スピリット
代表者 代表取締役 岩井 宏文
設立 2018年3月
住所 〒046-0325 北海道積丹郡積丹町野塚町 字ウエント229−1
電話番号 0135-48-5105
メール blue@shakotan-spirit.co.jp
URL https://shakotan-blue.jp/

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