多種多様なジャパニーズジンが販売される昨今、その本質を見極めるなら、基本となるジンのボタニカルについて知識を深めましょう。代表的な種類は、ジュニパーベリー・カルダモンシード・リコリスなどです。
ボタニカルとは、ジンの風味や香り付けをするために使用される植物由来の原料のことです。ジン作りに欠かせないボタニカルの種類は多岐にわたります。こちらでは、ジンによく使用されるボタニカルの種類をご紹介いたします。
ジュニパーベリーは、セイヨウネズ(西洋杜松)と呼ばれるヒノキ科の針葉樹から収穫される実です。主にヨーロッパの寒い地域で生育し、産地には北マケドニア・セルビア・アルバニアなどが挙げられます。
清涼感のある松や森林のような香りと、胡椒に似たスパイスの刺激が特徴で、ジンに複雑な風味を与える大切なボタニカルです。味にはやや苦味が感じられ、一般的なベリーのような甘さはありません。
独特な香りを持つジュニパーベリーはジンの他に、アロマオイル、ハーブティー、肉料理の臭み消しなどにも使われています。
カルダモンはショウガ科の植物から作られる香辛料です。インドやグアテマラが主な原産国で、スパイスとして様々な料理に使用されることでも知られています。爽やかな柑橘系の甘い香りが特徴的です。
スペインカンゾウ(スペイン甘草)と呼ばれるマメ科の植物です。甘みの強さが最大の特徴で、強いクセがあります。うまくブレンドすることで、持っている力を発揮します。そのため、甘味料・スパイス・ハーブ・薬用など、様々な用途で使用されています。
フェンネルはウイキョウと呼ばれるセリ科の植物です。甘くスパイシーな香り、ほんのりと苦味を感じる風味によって、ジンに独特の風合いをプラスします。
フェンネルと同じくセリ科の植物であり、香りも似たような甘さを持っています。エスニック料理をイメージさせる、独特の風味が特徴です。
シナモンはニッケイ属の樹木の皮から収穫される香辛料です。甘味と辛味が感じられる独特の風味があり、ボタニカルの中でも個性の強さが特徴といえます。
アンジェリカは、セリ科の植物であるセイヨウトウキ(西洋当帰)のことです。ムスクのような甘い香りが特徴的で、ジンの他に香草系のリキュールなどにも使用されています。
コリアンダーはパクチーとして販売されている野菜と同義です。ジンには種(シード)部分が使用されており、爽やかな風味とほろ苦さ、スパイシーさも感じさせます。使用頻度が高いボタニカルの一つです。
オリスはアヤメ科の植物を指します。根を乾燥させたものをジンの原料に使っており、甘いフローラル感とウッディな香りが特徴的です。
キャラウェイは、ヒメウイキョウと呼ばれるセリ科の植物です。スパイシーな甘い香りがあり、ジンをはじめ、リキュールやカンパリなどにも使用されています。
レモンピールはレモンの果皮(ピール)のことで、ジンに使用するフルーツ系のボタニカルとして代表的な種類です。レモンならではの爽やかでフレッシュな香り、ほのかな苦味と甘さがジンの風味を引き締めます。
オレンジの果皮(ピール)のことで、こちらもよく使用されるボタニカルです。レモンピールに似た風味を持ちつつ、甘くフルーティーな香りが特徴に挙げられます。
ボタニカルはジンの製造に欠かせない原料であり、様々な種類があります。ジャパニーズジンは使用するボタニカルによって味や料金なども違いますので、飲み比べを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ジンの風味や香り付けには、植物由来の原料であるボタニカルが欠かせません。ジュニパーベリー・コリアンダー・リコリス・オリスルートなどが代表的な種類に挙げられます。王道のボタニカルだけでなく、地元素材を組み合わせて独創的な香りを作り上げたものがクラフトジンです。そして、日本ならではのボタニカルを使用したジャパニーズジンも人気が高まっています。
クラフトジン・ジャパニーズジンの購入をご検討の際は、北海道 積丹ジンの商品をご覧ください。北海道産・積丹町産のボタニカルを「火」というメディアで抽出した「火の帆(HONOHO)」は、人々の魂に火を灯し、勇気と希望を与える「火の酒」がコンセプトです。蒸溜所のオープン3周年を記念して販売した「火の帆ジン 100ml 3本セット」もご用意しています。
多くのファンの皆様から「味、デザインがいい」と高い評価をいただいた、こだわりのクラフトジン・ジャパニーズジンをぜひお楽しみください。
会社名 | 株式会社 積丹スピリット |
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代表者 | 代表取締役 岩井 宏文 |
設立 | 2018年3月 |
住所 | 〒046-0325 北海道積丹郡積丹町野塚町 字ウエント229−1 |
電話番号 | 0135-48-5105 |
メール | blue@shakotan-spirit.co.jp |
URL | https://shakotan-blue.jp/ |
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