クラフトジンは、国ごとに製造方法やボタニカルの種類などが異なります。それぞれの特徴を知ることで、好みのクラフトジンを探せます。地域特有のボタニカルを使用した日本産のジンは海外からも注目されており、通販の需要も高まっています。
海外のジンと日本のジンでは異なるボタニカルが使用されており、それにより国ごとで味や香りも変わってきます。各国のジンの特徴を理解することで、より楽しみながら味わえます。こちらでは、国ごとのジンの特徴について解説いたします。
ジン発祥の国といわれるオランダのジンは、豊かな香りが特徴です。現在も昔ながらの製法が採用されています。複数の蒸溜物をブレンドすることで、独特の味わいと香りが楽しめます。
ドイツ産のジンは甘味があり、ハーブや香辛料を多く加えているケースがほとんどです。よく使用されるハーブは、ジュニパーベリーをはじめ、カモミール・コリアンダー・フェンネルなどが挙げられます。また、香辛料はシナモン・ナツメグ・カルダモンなどが使用されており、スパイシーなカクテルが完成するのです。
イギリスと聞いて、ジンではなくウイスキーをイメージする方も多いかもしれません。実はジン大国と呼ばれているほど、イギリスにとってジンは昔から馴染み深いお酒なのです。製法も以下のように種類があり、味わいや香りの強さが異なります。
「ロンドンジン」とも呼ばれています。純度が高いため雑味が少なく、ジュニパーベリーと柑橘系の香りで飲みやすいことから、カクテルベースでも使用されています。
ドライジンよりも古くからあるジンで、他の国と比べて甘い味わいが特徴です。昔のジンは現在より雑味があったため、砂糖やサトウキビ由来のスピリッツで甘味を加え、甘く仕上げています。雑味を抑えて飲みやすくなり、甘口のカクテルとも相性が良いです。
18世紀にイングランドのプリマス港で製造が始まったジンで、香りが強くほのかな甘味があります。もともとは薬用として使用されており、ギムレットという軍医がジンにライムを混ぜて飲む方法を考案したことから、カクテルのギムレットが生まれたといわれています。
通常のジンは、蒸溜した後にボタニカルで香り付けを行い再蒸溜しますが、コンパウンドジンにはその工程がありません。コンパウンドジンは、一度蒸溜したものにボタニカルを漬け、砂糖などを加えて製造していることが特徴です。そのため、ボタニカルの風味をより強く感じられます。
アメリカ産のジンは、ヨーロッパ産と比べてジュニパーベリーの味がマイルドになっています。そのため、ジュニパーベリーの味が苦手な人でも飲みやすいのが特徴です。ボタニカルも多く使用されており、オレンジピール・シナモン・ナツメグ・コリアンダーシードなどが加えられています。
また、アメリカはポットスチルという蒸溜器で製造しており、ボタニカルの風味がより引き出されていることも特徴です。
国産ジンには、桜の花や葉、山椒、柑橘系、生姜、茶などがボタニカルとして使用されます。蒸溜器の形状や蒸溜方法、熟成期間などが他の国と異なり、独自の製法で造られている点も特徴です。
様々なボタニカルの組み合わせや国ごとの製法が増えたため、近年は多彩なバリエーションのクラフトジンが登場しています。各国のジンの特徴を理解することで、新たな味わいを楽しむ喜びが広がります。
北海道 積丹ジンでは、オリジナルジン「火の帆(HONOHO)」を展開しています。北海道産・積丹町産のボタニカルからなる豊かな大地の蒸溜酒「KIBOU」、自社農場で育てた花々を使用した「BOUQUET」など、多彩な商品をご用意しており、お好みの風味・香りのジンをお探しいただけます。洗練されたボトルデザインのため、自分へのご褒美だけでなく、大切な方への贈り物としてもぴったりです。ポケットサイズの商品は、旅先やアウトドアのお供に適しています。
積丹の厳しい自然環境の中で長い冬を耐え、強い生命力を宿したアカエゾマツやシラカバなど、北海道ならではの大自然が香り立つ特別な1杯を味わえます。こだわりが詰まったクラフトジンをお探しの際は、お気軽にお問い合わせください。
会社名 | 株式会社 積丹スピリット |
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代表者 | 代表取締役 岩井 宏文 |
設立 | 2018年3月 |
住所 | 〒046-0325 北海道積丹郡積丹町野塚町 字ウエント229−1 |
電話番号 | 0135-48-5105 |
メール | blue@shakotan-spirit.co.jp |
URL | https://shakotan-blue.jp/ |
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